今シーズンのマンUはプレミア優勝を狙えるのではと個人的には思っている。
なんといっても監督がジョゼ・モウリーニョであること。
プレミア3回、FAカップ1回、リーグカップ3回制覇している。リーグ戦に限れば
ポルトガル、イングランド、イタリア、スペインではかなりの成績を残している。モウリーニョは以前は試合中にメモをよくとっていたが、最近はそのような行動はみられない。
個人的にはメモをとってほしいのだが。
今シーズンのマンUの補強の最大の関心はズラタン・イブラヒモビッチだと思う。イブラヒモビッチのリーグ戦の戦績はかなりのもの。
アヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ミラン、PSGこれらすべてで主力としてリーグ戦優勝を経験している。
コミュニティーシールドでのレスター戦でのイブラヒモビッチのヘッドでのゴールはオーサム。シュートのコースが良すぎる。しかも後半の一番大事な時間帯でゴールを決めた。
ところでこの試合では前半に岡崎慎司がかなり頑張っていて、マンUのゴールを2、3回くらい脅かしていました。
クラウディオ・ラニエリ監督はどうして岡崎を下げたのでしょうか。不思議でなりませんでした。
イブラのメンタリティーはモウリーニョのメンタリティーとかなり似ているところがあると思う。
勝利こそが哲学だというメンタリティーだ。
かつてイブラがインテル時代にモウリーニョの下で1年働いたあとにバルサに移籍したが、バルサのグアルディオラとの関係は良いものではなかった。
結局ミランに移籍となった。そのペップはマンチェスターシティの監督となっている。
シティとのマンチェスターダービーではグアルディオラにリベンジする意欲は相当なもののはず。
モウリーニョとグアルディオラのライバル関係もあるので、ダービーは非常に白熱したものになるはず。
モウリーニョはFWの補強にイブラ、MFにポグバ、DFにエリックバイリーをとった。DFの補強としてもバイリーは良い補強だと思う。
DFとしてはかなりのプレーヤーだと思う。モウリーニョは重要な試合ではほぼ必ずと言っていいほど守備的な戦術に徹してくるので、バイリーはその戦術の中心だろう。
マタはフィジカルコンタクトの弱さはあるが技術がかなり高いので、戦術と中盤の使い方によっては大きな戦力になる。
フェライニは使い方次第。プレースキックでの守備など。
ルーニーはどうだろう。
個人的には近年のモウリーニョが好む4-2-3-1のフォーメーションではなく、オーソドックスな4-4-2でイブラとの2トップが見たい。
ミキタリアンはまだ不明なところ多い。
個人的にはルーク・ショーはそこまでの選手では無いと思うが、監督の指導法によってはジョーコールのように大きく伸びる可能性がある。
ただ最近のモウリーニョは若い選手を甘やかすとも解釈できる発言もしているので、リンガードやショーがどこまで伸びるかはわからない。
2016年8月18日木曜日
2016年8月17日水曜日
ブログ編集について
ブロガーのブログ記事の幅を変更する方法
ブロガーのマイブログのところにあるテンプレートボタンを押す。次に HTMLを編集をクリックするとHTMLのコードがあらわれるので、そのなかで<b:template-skin>
<b:variable default='200px' name='content.width' type='length' value='950px'/>
<b:variable default='0' name='main.column.left.width' type='length' value='0px'/>
<b:variable default='310px' name='main.column.right.width' type='length' value='300px'/>
の部分のvalue='950px'の部分を変更することでブログの記事の幅も変更される。
ブログの記事に数式を入れる方法
テンプレートボタンを押し、HTMLを編集をクリックし、HTMLのコードが表われる。そのなかの <head> と</head>の間の領域に<script type="text/javascript" src="https://cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-MML-AM_CHTML"> </script>
というコードを入れることでMathJaxが利用できるようになる。MathJaxの使い方はLatexとほぼ同じである。
ラベル:
TIP
2013年9月4日水曜日
ミニブログ(1)ちゃんねる桜討論
水島さんが司会の番組。かなり深い議論になっていて面白い。
国のバランスシートは高橋洋一がはじめて作ったようだ。 「国の借金が1000兆円を超えて、利払いが~~以下略」というような情報に騙されてしまうような人はこれを見てほしいと思う。借金があるなら、その借金を貸している人たちもいるわけで、それは日本国民であるということ。政府が50兆円国債を発行してそれらを国内の投資家らが買えば、国全体のバランスシートのうち借り方に50兆円、貸方に50兆円それぞれ増えるだけである。 それよりも大事なことははやくデフレから脱却して、しっかりした経済成長をすることである。
言うまでもないことかもしれないが、念のため言っておきます。
国のバランスシートは高橋洋一がはじめて作ったようだ。 「国の借金が1000兆円を超えて、利払いが~~以下略」というような情報に騙されてしまうような人はこれを見てほしいと思う。借金があるなら、その借金を貸している人たちもいるわけで、それは日本国民であるということ。政府が50兆円国債を発行してそれらを国内の投資家らが買えば、国全体のバランスシートのうち借り方に50兆円、貸方に50兆円それぞれ増えるだけである。 それよりも大事なことははやくデフレから脱却して、しっかりした経済成長をすることである。
言うまでもないことかもしれないが、念のため言っておきます。
消費税の増税など全く必要ありません。日本は世界最大の対外純債権国であり、海外へお金を支払う義務は実質的にはありません。経常収支の黒字は国内の投資先が少ないということでもあります。今の日本は国債を増発して需要を拡大させるべきです。経常収支黒字国が内需を拡大させなかったら、世界経済の成長の妨げになります。
ラベル:
Politics
2013年6月26日水曜日
偏光、スピン偏極、コヒーレンス(1)
楕円偏光、円偏光、直線偏光
ある方向へ伝播する平面波がその方向と垂直な面内で振動するが、その振動方向は特定の偏り方を示していてそれを古典的に偏光と呼んでいる。仮にその古典場が \begin{align} {\bf A} & = {\bf A}_{0} e^{ - i( \omega t - {\bf k} \cdot {\bf r} ) } \\ F^{ \mu \nu } & = \partial^{\mu } A^{\nu } - \partial^{\nu } A^{\mu } \end{align} で与えられているとする。場の値として、最終的には実部のみをとることにする。 \begin{align} {\bf E} = i A_{0} k e^{ - i( \omega t - {\bf k} \cdot {\bf r} ) } = {\bf E}_{0} e^{ - i ( \omega t - {\bf k} \cdot {\bf r} ) } \\ {\bf B} = i {\bf k} \times {\bf A} = {\bf B}_{0 } e^{ - i ( \omega t - {\bf k} \cdot {\bf r} ) } \end{align} ここで\( {\bf E }_{0} \)は複素数値をとるので, \( {\bf c}_{1}, {\bf c}_{2 } \)という二つの実数ベクトルを使って \begin{align} {\bf E}_{0} = {\bf c} e^{ - i \gamma } = ( {\bf c}_{1} + i {\bf c}_{2 } ) e^{ - i \gamma } \end{align} と表してやる。考えている平面波がx軸方向へ伝播しているとし、 \( {\bf c}_{1}, {\bf c}_{2 } \)をそれぞれy軸z軸の方向にとってやる。つまり \begin{align} {\bf c}_{1} = \begin{pmatrix} 0 \\ c_{1} \\ 0 \end{pmatrix} \; , \quad {\bf c}_{2} = \begin{pmatrix} 0 \\ 0 \\ c_{2} \end{pmatrix} \end{align} である。すると、電場は \begin{align} E_{y} = c_{1} \cos( {\bf k} \cdot {\bf r} - \omega t - \gamma ) \\ E_{z } = c_{2 } \sin{ ( {\bf k} \cdot {\bf r} - \omega t - \gamma ) } \end{align} となって \begin{align} \left( \frac{ E_{y} }{ c_{1} } \right)^{2} + \left( \frac{ E_{z } }{c_{2 } } \right)^{2} = 1 \end{align} を得る。このときこの平面波は楕円偏光にあるという。\( | c_{1 } |= | c_{2 } | \) なら円偏光。このときyz軸の選び方に自由度が生じる。 \( {\bf E}_{0 } \)は完全偏光のときは時間非依存だが、もちろんEは明らかに時間に依存する。完全な円偏光では、 \begin{align} {\bf E}_{0} \times {\bf E}^{\ast }_{0 } & = E_{y } E^{\ast }_{z } - E_{z } E^{\ast }_{y } \\ & = - | E_{y } |^{2} \left\lbrace \frac{ E_{z } }{ E_{y } } - \left( \frac{ E_{z } }{E_{y } } \right)^{\ast } \right\rbrace = - 2 i {\bf c}_{1 } \times {\bf c}_{2 } \end{align} つまり以下のように \begin{align} {\bf c}_{1} \times {\bf c}_{2} = | E_{y} |^{2} \frac{1 }{2 i} \left\lbrace \frac{ E_{z } }{ E_{y } } - \left( \frac{ E_{z } }{E_{y } } \right)^{\ast } \right\rbrace \end{align} なので \begin{equation} \frac{ E_{0z} }{E_{0 y}} \end{equation} の虚数部分がLeft,Right-handedを決めることがわかる。そしてLeft-handedとRight-handedの円偏光のベクトル \begin{align} e^{(-1) } = \frac{ i }{ \sqrt{2} } \left( E_{0y} - i E_{0z} \right) \; , \quad e^{(+1 ) } = \frac{ - i }{ \sqrt{2} } \left( E_{0y} + i E_{0z} \right) \end{align} を考えることができる。ここではxyz座標系はRight-handedであること、そして電磁波の移動方向はx軸方向であることを前提としている。量子力学的には電磁波はフォトンだが、そのフォトンの運動量が所与のとき、その運動量の固有値が2重に縮退していることを意味している。 もし\( c_{1},c_{2 } \) いずれかが0なら直線偏光(線形な偏光ともかんがえられる)している。kの場合だと、例えば\( c_{1 }=0 \)の時には \begin{align} E_{y} = 0 \\ E_{z} = c_{2} \cos( {\bf k} \cdot {\bf r} - \omega t - \gamma ) \end{align} のように表すことができる。\( E_{0 } \)が時間に依存するときはその平面波は部分偏光している。まず \begin{align} P_{\alpha \beta} \equiv \overline{ E_{0 \alpha} E^{\ast }_{0 \beta} } \end{align} という2階のテンソルを考える。ここでは時間平均をとっている。さらに \begin{align} P = P_{\alpha \alpha} = \overline{ E_{0 y} E^{\ast }_{0 y } } + \overline{ E_{0 z } E^{\ast }_{0 z } } \end{align} とおいて、偏光テンソルを以下のように定義できる。 \begin{align} \rho_{\alpha \beta} \equiv \frac{ P_{\alpha \beta } }{P } = \begin{pmatrix} \frac{ \overline{ E_{0y} E^{\ast}_{0 y } } }{P } & \frac{ \overline{ E_{0y} E^{\ast}_{0 z } } }{P } \\ \frac{ \overline{ E_{0 z } E^{\ast}_{0 y } } }{P } & \frac{ \overline{ E_{0 z } E^{\ast}_{0 z } } }{P } \end{pmatrix} \end{align} このDeterminantは偏光の度合いを表すのに使われる。その値は0から1/4までをとる。 完全な自然光は偏光が全くない状態であり、 \begin{align} \rho_{ \alpha \beta } = \frac{ 1}{2} \delta_{\alpha \beta } \end{align} と定義できる。このときその2階のテンソルのDeterminantは1/4である。上にもあるように部分変更は\( E_{0 } \)の時間依存性に由来するものだから完全偏光のときは時間依存はない。なのでDeterminantはこのとき0となる。パウリ行列を用いて偏光テンソルを \begin{align} \rho_{\alpha \beta } = \frac{1}{2 } \left( 1 + \xi_{ 1 } \sigma_{1} + \xi_{2} \sigma_{ 2} + \xi_{3} \sigma_{3 } \right) \end{align} と書いたときに、グザイをStokes parametersと呼ぶ。これらのパラメーターは[-1,1]の領域に値を持つ。2つの値、 \begin{align} \xi_{2} \; , \quad \sqrt{ \xi^{2}_{1} + \xi^{2}_{3 } } \end{align} はLorentz変換で不変である。偏光テンソルのDeterminantは \begin{align} | \rho_{\alpha \beta } | = \frac{1 }{ 4 } ( 1 - \xi^{2}_{1 } - \xi^{2}_{2} - \xi^{2}_{3 } ) \end{align} グザイ3が1のときはy軸方向への完全な直線偏光をあらわす。これが-1ならz軸方向への完全な直線偏光。完全な楕円偏光の場合はStokes parametersは \begin{align} \xi_{1} = 0 \\ \xi_{2} = 2 c_{1} c_{2 } \\ \xi_{3 } = c^{2}_{1} - c^{2}_{2 } \end{align} \( {\bf c}_{2 } \)はz軸の正の方向にとられる。
ラベル:
Physics
2011年8月23日火曜日
リビア内戦(7)
今年8月にイタリアが公式にNATOに対し、リビア難民の救出を要請。これはリビア内戦が始まって以来はじめてイタリアがイニシアティブをとった格好だ。それら難民はリビアから脱出し、イタリア領であるランペデューサ島(地中海にあるぺラージェ諸島の一つ)を目指していたのだと考えるのが妥当。24000人もの難民の多くは、そのランペデューサ島にいるようだ。ランペデュ-ザ島はリビアやチュニジアから最も近く、難民としてもここを目指すことが目標だったはずだ。けれども渡航力の無い船で地中海を進むのは困難を極める。多くのリビアからの難民が今なお地中海上でさまよっている可能性はある。
NATOの軍艦が、リビアからの難民をほったらかしにしていたというレポートがあったが、今年5月にNATOがそれを否定した。NATOの司令官らは当然国際条約について熟知しているはずだ。これは、海上における人命の安全のための国際条約(Solas, 1974)と呼ばれている。これは主に商船にとって最も大事な国際法の一種である。
とりわけ5章では、海上安全の観点から、政府がその国の全ての船に十分な人員を配置させることがうたわれている。
イタリア外務大臣であるフランコ・フラティーニはNATOのイタリア大使に、NATOがリビアについての現行法を修正し、リビアからの政治的避難民を救助できるようにするための議論をスタートさせるように依頼していた。イタリアは、リビアを包囲するためにいるNATO軍が難民からのSOSに知らないふりをしていた
という報告について調査するよう要請した。がイタリアも様々な意見があるようで、上院議員の北方地方の総務であるフェデリコ・ブリコーロはNATOがすべきなのはリビアに集中攻撃をかけるだけでなくリビアからの難民ボートをブロックし本国に送り返すことだと述べている。このブリコーロと言う人はかなりの右よりだと推測される。
そうしているうちに、42年間続いたカダフィ政権は崩壊したという情報が入った。反体制派が首都のトリポリをほぼ陥落させたという。トリポリの緑の広場では多くの群集が反乱軍のトリポリ入りを祝った。少し前には、人口70万のミスラタがカダフィ軍の激しい攻撃に晒されていたが何とか反体制派が形勢を逆転させた。カダフィ大佐の近衛兵士も減少し、カダフィ軍は敗北の様相が高まっている。トリポリのあちこちで体制側が戦っているが、NATOの空爆が質・量ともに5ヶ月前とは比べ物にならないくらい激烈なっていて48時間に40もの空爆ミッションがあり、体制側が圧倒されている。NATOの空爆の精度は時期と場所にたぶんに依存するのだろう。特に体制側からの対空砲火が激しい時や砂嵐があるときなどは、精度はかなり低下すると考えられる。今年4月30日にカダフィ大佐の長男であるセイフ・アラブ氏や孫がNATOの空爆で殺害された時は、それなりの精度があったのだろう。今後はカダフィ政権後のレジームのあり方がリビア情勢の焦点になってくる。
それでも体制側は地下の隠れ家やトンネルに身を潜めていて、依然として抵抗はまだあるようだ。カダフィ大佐の生まれ故郷であるスルトから22日2発のスカッドミサイルが発射されたことをNATO側が発表した。トリポリ以外でもまだカダフィ軍と反体制側とで激しい戦闘が行われている。ズリテンの南2マイルなどは激戦地区である。
リビア国民評議会のリーダーであるムスタファ・アブドルジャリルは、真の勝利はカダフィがつかまった時だと述べた。実際に少し前にカダフィ大佐の次男であるセイフ・イスラム氏(LSEへ2億円の寄付をした人)が反乱軍のトリポリ制圧の最中に反乱軍に捕らえられたという情報が流れたが、セイフ・イスラム氏本人がトリポリ内のホテルで支持者らに健在振りを示した。米国政府高官である、ジェフリー・フェルトマンによれば正確な居場所はわからないがカダフィは依然としてリビア国内にいるという。
カダフィ政権のプロパガンダだったリビア国営放送は、反体制側が通信機器を押さえた際にその放送機関から立ち去ったようだ。
22日、オバマ大統領は「カダフィは金銭的にも軍事的にも消耗していて、カダフィの部隊も弱ってきている。ここ数日でリビア情勢は大きく(クライマックスへ)動き出した。トリポリ市民は自由を主張できるようになっている。米国はリビアの友人でありパートナーだが、反乱軍には暴力的なあだ討ちという手段に正義を求めることには賛同できない」という類の声明を出している。英国のキャメロン首相はカダフィ大佐が、彼がリビア国民に行ったおぞましい行為についてしっかり(法的な)正義と向き合うことを望むと述べている。キャメロンはオバマのスタンスとはやや異なり、新しいレジームがリビアの方向性を決め、同時にカダフィ大佐への処罰をも決めるべきであると考えているようだ。英国は凍結していた120億ポンド(今の為替で約1.5兆円)にものぼるリビアの資産をリリースするようだ。ドイツもそれにならい70億ポンドのリビアの資産のリリースを検討している。国連トップのバン・ギムンはカダフィ政権後のリビアへのサポートに関しての話し合いを開くとしている。
反体制側がカダフィ大佐の邸宅のあるバーブ・アジジャ地区を制圧したと言うニュースも入ってきている。
NATOの軍艦が、リビアからの難民をほったらかしにしていたというレポートがあったが、今年5月にNATOがそれを否定した。NATOの司令官らは当然国際条約について熟知しているはずだ。これは、海上における人命の安全のための国際条約(Solas, 1974)と呼ばれている。これは主に商船にとって最も大事な国際法の一種である。
とりわけ5章では、海上安全の観点から、政府がその国の全ての船に十分な人員を配置させることがうたわれている。
イタリア外務大臣であるフランコ・フラティーニはNATOのイタリア大使に、NATOがリビアについての現行法を修正し、リビアからの政治的避難民を救助できるようにするための議論をスタートさせるように依頼していた。イタリアは、リビアを包囲するためにいるNATO軍が難民からのSOSに知らないふりをしていた
という報告について調査するよう要請した。がイタリアも様々な意見があるようで、上院議員の北方地方の総務であるフェデリコ・ブリコーロはNATOがすべきなのはリビアに集中攻撃をかけるだけでなくリビアからの難民ボートをブロックし本国に送り返すことだと述べている。このブリコーロと言う人はかなりの右よりだと推測される。
そうしているうちに、42年間続いたカダフィ政権は崩壊したという情報が入った。反体制派が首都のトリポリをほぼ陥落させたという。トリポリの緑の広場では多くの群集が反乱軍のトリポリ入りを祝った。少し前には、人口70万のミスラタがカダフィ軍の激しい攻撃に晒されていたが何とか反体制派が形勢を逆転させた。カダフィ大佐の近衛兵士も減少し、カダフィ軍は敗北の様相が高まっている。トリポリのあちこちで体制側が戦っているが、NATOの空爆が質・量ともに5ヶ月前とは比べ物にならないくらい激烈なっていて48時間に40もの空爆ミッションがあり、体制側が圧倒されている。NATOの空爆の精度は時期と場所にたぶんに依存するのだろう。特に体制側からの対空砲火が激しい時や砂嵐があるときなどは、精度はかなり低下すると考えられる。今年4月30日にカダフィ大佐の長男であるセイフ・アラブ氏や孫がNATOの空爆で殺害された時は、それなりの精度があったのだろう。今後はカダフィ政権後のレジームのあり方がリビア情勢の焦点になってくる。
それでも体制側は地下の隠れ家やトンネルに身を潜めていて、依然として抵抗はまだあるようだ。カダフィ大佐の生まれ故郷であるスルトから22日2発のスカッドミサイルが発射されたことをNATO側が発表した。トリポリ以外でもまだカダフィ軍と反体制側とで激しい戦闘が行われている。ズリテンの南2マイルなどは激戦地区である。
リビア国民評議会のリーダーであるムスタファ・アブドルジャリルは、真の勝利はカダフィがつかまった時だと述べた。実際に少し前にカダフィ大佐の次男であるセイフ・イスラム氏(LSEへ2億円の寄付をした人)が反乱軍のトリポリ制圧の最中に反乱軍に捕らえられたという情報が流れたが、セイフ・イスラム氏本人がトリポリ内のホテルで支持者らに健在振りを示した。米国政府高官である、ジェフリー・フェルトマンによれば正確な居場所はわからないがカダフィは依然としてリビア国内にいるという。
カダフィ政権のプロパガンダだったリビア国営放送は、反体制側が通信機器を押さえた際にその放送機関から立ち去ったようだ。
22日、オバマ大統領は「カダフィは金銭的にも軍事的にも消耗していて、カダフィの部隊も弱ってきている。ここ数日でリビア情勢は大きく(クライマックスへ)動き出した。トリポリ市民は自由を主張できるようになっている。米国はリビアの友人でありパートナーだが、反乱軍には暴力的なあだ討ちという手段に正義を求めることには賛同できない」という類の声明を出している。英国のキャメロン首相はカダフィ大佐が、彼がリビア国民に行ったおぞましい行為についてしっかり(法的な)正義と向き合うことを望むと述べている。キャメロンはオバマのスタンスとはやや異なり、新しいレジームがリビアの方向性を決め、同時にカダフィ大佐への処罰をも決めるべきであると考えているようだ。英国は凍結していた120億ポンド(今の為替で約1.5兆円)にものぼるリビアの資産をリリースするようだ。ドイツもそれにならい70億ポンドのリビアの資産のリリースを検討している。国連トップのバン・ギムンはカダフィ政権後のリビアへのサポートに関しての話し合いを開くとしている。
反体制側がカダフィ大佐の邸宅のあるバーブ・アジジャ地区を制圧したと言うニュースも入ってきている。
ラベル:
Politics
登録:
投稿 (Atom)